1951-11-22 第12回国会 参議院 予算委員会 第21号
そうすると今回の、特に安保條約の中核をなす行政協定というものは、議会における政府当局の説明は、まだ具体的な交渉には入つておらないのだ、從つて行政協定の結果から生ずる経済関係、財政関係については或いは予測しない問題が起つて来るかもわからん、ところが政府は今回相当のいろいろの含みでリザーヴ資金的なものの温存、予備措置をとつておることが窺われるのであります。
そうすると今回の、特に安保條約の中核をなす行政協定というものは、議会における政府当局の説明は、まだ具体的な交渉には入つておらないのだ、從つて行政協定の結果から生ずる経済関係、財政関係については或いは予測しない問題が起つて来るかもわからん、ところが政府は今回相当のいろいろの含みでリザーヴ資金的なものの温存、予備措置をとつておることが窺われるのであります。
從つて行政上の内部の措置としては先程お話があつた如く從來行われたようなことは繰返されない方がいいのであるということに私は考えます。
從つて行政整理と台風ということは何ら関係がないと信じております。 なお調査の結果、査定ができました際における政府の考えはどうかというお尋ねでありますが、放任しておくことのできない部面については、政府はそれぞれ融資をいたしまするとか、他の予算措置をとる考えであります。しかしながらいかなる形で支出をするかということは、いまだ政府の態度は決定いたしておりません。
○賀來説明員 私どもの説明がきわめて事務的でありましたために、あるいは風早委員の誤解を招いたかもしれませんが、われわれの態度といたしましても、当然新憲法の趣旨に從つて行政をやり、行動をいたしておる考えでございます。
從つて行政大臣はこの権限の中において行政事務において制限を加えられるということになるわけですね。この点はこの前はつきりと御答弁になりましたね。
從つて行政組織法に恒久的な一つの地位として設けて、政務次官は従来の政務次官よりも非常に権限を拡大、強化したものであつて、省内における威令が行われ、政務次官本来の目的を達成し得るものでなければならぬと考えまして、その結果從來の政務次官よりは職務権限がうんと強化されたわけであります。
おのおのそれぞれ現実の要請に從つて行政廳内に審議会をこしらえて、そこに議員が入つて行く場合もあり、やはり現実の要請に從つてこういう制度になつておるわけでありまして、こういうところに欠陥があるということはわれわれちよつと解しかねるのであります。
從つて行政の簡素化であるならば、從來逓信省がおとりになつておつたような監察局を上部に持つて來るというような考え方は、これは作業官廳としては本末顛倒しておると思うのであります。問題は郵政関係、あるいは貯金関係、保險関係、こういうような部門がまず最初に出て参りまして、監察というような事項につきましては、これは第二次的な問題であります。
從つて行政的に直ちに設置法の規定のいわゆる監督管理の意味ではなくして、同じ現業の中でその郵便局長が自分の局内の一部の専務としてこれを見るという見方からこの規定を設けておるような趣旨であつて、例えば局長がその下の課長であるとか、或いは係であるとかいうものを監督すると同じ考え方の監督であつて、そういう監督は、やはり設置法から見ますというと、一つの現場行政である、管理行政ではないというような考え方ですが、
それから先程三好君からもお尋ねしたのでありまするが、財政上の負担軽減の問題でありまするが、これが一番大きな眼目とされておるわけなんで、從つて行政整理を飽くまでも断行される、断行されるという言葉が使つてあつたと思うのでありますが、断行される以上はこれだけの財政上の負担の軽減になるのだからして、だから行政整理をやるんだということを最初に謳われる方が最も合理的ではないか。
從つて行政機構でありまするから、その職員なり、あるいは予算等においては、明らかに労働大臣の制約とその政策が織り込まれるのであります。また第六項におきましてもかような点があるのであります。特に公益委員なるものは、われわれ少くとも今日までの労働爭議を考えた場合に、自然に公益の代表というものはあり得ないのであります。
しかし行政整理をやる時期、あるいは方法をどうするかということは、今後政府全体として考慮すべき問題でありますから、政府全般の問題が決定しないうちは、從つて行政整理の具体的手続には入らぬということになります。
從つて行政官廳であつて、本來この種の事務を担当すべき責任があり、かつ國会に対しても責任を持つておるところの法務総裁が当然これを所管すべき事務であると私は考えるのであります。この点について少しく敷衍いたしまするならば、まず日本國憲法は三権分立を原則といたしておりまして、司法、立法、行政の各機関はおのおの独自の任務に專念することを必要とすることを建前といたしております。
從つて行政廳の申立てによつて、裁判所の決定に從つてのみ解散を命ずることができる、こういうことにしたのでありまして、行政廳の権限を削つてこれを裁判所に移した、こういう次第であります。
從つて行政機構の改革の裏に財政的見地というものが含まれる限りにおいては、やはりこの行政機構の改革によつて、何人くらい余裕人員が出て來るかということを明確にされることが私は当局の責任だと思う。そうでないと本多國務大臣のいわゆる財政的見地より機構の改革をやるということの裏づけにならぬわけでありますから、そこで私はもう一ぺんお伺いしたいのです。
○土橋委員 そうすると、行政組織法第八條の規定によつて、政府は自分の所管事項の範囲内においては、かような委員会の十分な御審議を願つて、これを参考とし、あるいはそういう方法に從つて、行政運営についても十分思料したいという意味ならば、これは付属機関ではないのであります。
從つて行政管理廳が考えておりましたところの人員の整理が行われる場合においては、幾ら予算面において浮いて來るのだ。その浮いたことによつて手当を出すのだ。さらに失業救済費はこれだけの金があるのだということを、ひとつ明確にしていただきたいと思います。それは内閣全体の予算の面よりも、行政管理廳で考えておられるその数字でけつこうです。
從つて行政廳の担当すべきものであり、内閣、ことに法務を総括する法務総裁が管理することが適当であるという意見を提出いたしました。この点について遂に意見の一致を見なかつた次第でございます。
從つて行政整理の節約額は、それに振向けられなければならないという考え方をとるのであるし、この点からも私に本法案に反対する者であります。
從つて行政整理、あるいは運用面その他において、やりくりができるものがあるならば、本年度は郵便料金を値上げをせずに、國民の所得と経済再建との並行線が、二十五年度には今年よりも安定しなければならないし、安定するであろうという建前に立つて、二十五年度において、あらためて郵便料金の問題と國民負担の問題とを考慮すべきであるというのが、私の論点なんでありますから、誤解がないように一言申し上げておきます。
從つて行政事務、あるいは自動車行政事務というものには不なれであるという点もありまして、これはあまり多く與えても円滑に行かないという氣持も多くあるのと、それからお話のような点も考慮いたしまして、多くの権限を與えておりません。
從つて行政機構の簡素化は方針としては現状においては結構でありましようが、建設省の行政をやつて行く上において、どうしても建設省のやる仕事の基礎をしつかりとするためには、こうした実態の調査、例えば住宅にしましても、都市にいたしましても、河川砂防にいたしましても、その実態調査について十分な考慮を拂う必要があると考えるのであります。その点について建設大臣の特段の私は善処を懇請して止まないのであります。